1月24日、3月15日にBCP策定委員が講師となり、「災害発生が平日の午前中」「津波が20分後には到達する」といったシナリオで机上型訓練を実施しました。リアリティを出すため、画面に地震の映像や緊急地震速報の警報音を出し、実際に机の下へ隠れ訓練スタートです。参加職員は、災害本部長で指示を出す立場に想定します。これから起こりうるであろうことを予想しながら、5つの設問についてグループワークを行いました。1つの設問についての話し合いの時間は5分間です。「ライフラインが寸断された状況で負傷者がいる」等、緊急時に短い時間で様々な判断をしなければならない難しさを感じました。
◎安否確認ツール
災害時には、通信手段が不安定になり、固定電話や携帯電話の通話は使用できなくなると言われています。いかに迅速に災害時に職員の安否確認を行い、施設へ参集するか、といった課題に対し、平成28年に発生した熊本地震辺りから、SNSが有効的だとの声が大きくなっています。
そこで当法人では、安否確認ツールの一つとして職員向けの法人公式LINEを立ち上げ、職員全員に登録してもらいました。